「秋の夜長のバスタイム」

9/23-10/7 秋分(しゅうぶん)

9/28-10/2  第47候「蟄虫培戸」(むしかくれてとをふさぐ)

七十二候では

9月28日から10月2日までが

第47候「蟄虫培戸」。

「むしかくれてとをふさぐ」と読み、

春から夏にかけて活発に動き回っていた虫たちが

冬仕度のため、

土にこもり始める頃を表します。

私たち人間も、

これからは家で過ごす時間が増えてくる頃です。

そんな秋の夜長の過ごし方に

ゆっくりとしたバスタイムを

取り入れて見てはいかがでしょうか。

暑い季節は汗を流したり

体を清潔に保つため、

シャワーでリフレッシュする方も

多いと思いますが、

これからの時期は

日本独自の習慣「温浴」がおすすめです。

お風呂に入った瞬間の、

体がじわっとほぐれる感覚は

なんとも言えない幸福感に包まれます。

特に少しぬるめのお湯に入る”微温浴”は、

副交感神経が働くことで、

体が温まるだけでなく、

気持ちも安らぎ、

落ち着いた気分になるそうです。

お気に入りのバスソルトや入浴剤を見つけて、

冷たい空気が漂う季節を前に、

いつもより長めのバスタイムを過ごしましょう。

身体も心も癒されるひとときとなるはずです。

/Kyoko O.

スタイリング・写真 / Aiko F.