「大寒(だいかん)」

二十四節気

大寒(だいかん)
2020.1.20-2020.2.3


七十二候

初候  款冬華(ふきのはなさく)
2020/1/20-1/24

次候  水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
2020/1/25-1/29

末候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
2020/1/30-2/3

 

一年のうちで、
もっとも寒さの極まる時期。

厳しい寒さの中、
蕾を膨らませた梅や、
日の長さに、
春がもうそこまできていると
感じられます。

「小寒の氷大寒に解く」
小寒よりも寒いはずの
大寒の方が
暖かくなることが転じて
物事は必ずしも順序通りにはゆかない
ということのたとえとして
使われることわざです。

抗うことのできない
自然現象に、
ことばの力で
乗り越えようとした
人々の知恵と思いが伝わります。

次節は立春。
春の兆しに身も心も緩み始める、
大寒のこの時期に
束の間の暖かさを
感じる方も多いのではないでしょうか。

さて今回ご紹介するのは、
幕末の嘉永三年、
千利休生誕の地、
大阪・堺に創業した老舗の製茶舗
「つぼ市製茶本舗」さんのほうじ茶。

香ばしさにこだわり、
熟練の火入れ師が
丁寧に焙煎したほうじ茶は、
柔らかな香りと
まろやかな味わいが絶品のひとしな。

また、牛乳や豆乳との相性も良く、
ラテとしても
お楽しみいただけます。

店頭では、
ほうじ茶の試飲も行なっております。
ぜひ一度ご賞味くださいませ。

文・写真・スタイリング/Kyoko.O