「福を呼び込む贈り物」

「福を呼び込む贈り物」

12/7 – 12/21 大雪(たいせつ)
12/7 – 12/11第61候「閉塞成冬」
(そらさむくふゆとなる)

 12/7から12/21までは二十四節気の「大雪(たいせつ)」。いよいよ本格的に雪が降り出す季節です。
七十二候では、12/7から12/11までが
第61候「閉塞成冬」。
「そらさむくふゆとなる」と読み、
空が重い灰色の雲におおわれて、
真冬がくることをあらわします。
暦の上では雪がしんしんと降る時期・・・
のはずなのですが、実際の私たちの暮らしは、
雪の結晶のモチーフで街じゅうがキラキラして、
忘年会、クリスマスなどのイベントが目白押しの、
とても気分が高揚する季節です。

そんなこの時期、昔も今も変わらず
受け継がれているならわしが「お歳暮」です。
お歳暮は、嫁いだ娘が
「お正月にご先祖さまの霊や、
年神様(新年の神様)にお供えしてください」
と本家や実家へお供え物を贈るようになったのが
始まりと言われています。

当時は、新年に「福」を呼び込むために、
ご先祖様や年神様をもてなす
お神酒(おみき)の酒の肴、塩鮭やするめ、
数の子などを贈っていたようです。
これがやがて日頃お世話になっている人への
贈り物に変わっていきました。
お歳暮の時期は12月上旬から20日頃まで。
(関西は12月13日から。)
お世話になった方への1年の感謝の気持ちは
もちろんですが、今年はお正月にご先祖様の霊や
年神さまを迎える儀式のひとつとして、
お歳暮を選んでみてはいかがですか?

文 / Yoshie A.
スタイリング・写真 / Aiko F.