9/23-10/7 秋分(しゅうぶん)
9/23-9/27 第46候「雷乃収声」(かみなりすなわちこえをおさむ)
9/23から10/7までは
二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」。
昼と夜の長さがほぼ同じになり、
これから季節は冬に向かい、
日も短くなっていきます。
七十二候では、
9/23から9/27までが第46候「雷乃収声」。
「かみなりすなわちこえをおさむ」と読み、
夏の不安定な天気で
多く発生した落雷や大雨も、
落ち着きを見せるころを表します。
空は高くなり、
さざ波のような雲に秋を感じさせられます。
さて、この時期に旬を迎える
代表的な食材の「栗」。
店頭には、
栗を使ったスイーツが並び、
ほくほくとした和栗を見かけることも
多くなります。
割れたイガから
つややかな栗の実が顔を出したものは
そのままインテリアとして
飾るだけで秋の雰囲気を演出することができます。
また、栗は小粒な中に栄養価も高く、
食物繊維やビタミン類も豊富で、
渋皮には抗酸化作用のある
タンニンが含まれています。
少し手間のかかる栗の下処理ですが、
皮をむくためのグッズもあるので、
季節の手仕事を楽しんでみては
いかがでしょうか。
文 /Kyoko O.
スタイリング・写真 / Aiko F.