「月を慕う」

9/7 – 9/22 白露(はくろ)
9/18 – 9/22 第45候「玄鳥去」(つばめさる)

「白露」の末候、9/18から9/22までは

七十二候の第45候「玄鳥去」。

「つばめさる」と読み、春先に日本にやってきた

ツバメが子育てを終えて南に帰るころを表します。

ツバメさんたちとは来年の春まで

しばしのお別れです。

ツバメの旅立ちを想いながら空を眺めると、

季節が夏から秋へと

移り変わっているのがよくわかります。

特に秋の夜空は、大気が乾燥し、

澄み渡っているおかげで、

1年で一番月が美しくみえるのだとか。

昔から人々は月のパワーを信じ、

神と崇め月の満ち欠けと共に暮らしてきました。

私たちもそんな先人たちをお手本に

9月20日の新月から10月6日の満月までの期間は、

一年で一番美しい夜空を

鑑賞しながら過ごしませんか?

そして月を愛でて過ごす夜はぜひ自然派ワインを。

月の満ち欠けに従い、宇宙のパワーを

最大限に生かした農法で造られる自然派ワインは

身体も心も癒してくれますよ。

次節は「秋分(しゅうぶん)」。

いよいよ秋本番です。

文 / Yoshie A.

スタイリング・写真 / Aiko F.