「寒い朝の贈り物」

1/20−2/3      大寒(だいかん)

1/20-1/24   第70候「款冬華」
(ふきのはなさく)

1/20から2/3までは
二十四節気の「 大寒(だいかん)」。
一年で最も気温が低くなり、
寒さが一段と厳しくなる時期です。
この寒い時期を健康にのりきるため、
各地で様々な寒中行事が行われます。

七十二候では、
1/20から1/24までが
第70候「
款冬華」。
「ふきのはなさく」と読み、
厳しい寒さの中、
春を待ちきれないふきの若芽が
雪の中から顔を出す頃を表します。

ところで、「大寒卵」
というものをご存知ですか?

小寒から立春までの
寒の内に産まれた卵を
「寒卵」と呼び、
特に大寒の日の
朝に産まれた卵のことを
「大寒卵」
と呼ぶそうです。

昔は、寒い時期に
鶏の卵を手に入れる事は
非常に困難であり、
寒さに負ける事なく
産み落とされた卵は、
生命力が高く、
そのため縁起物としても
重宝されました。

風水面においては
金運がアップするとも
言われています。

大寒の朝に産まれた卵を
手に入れることができたら、
ラッキーですが、
寒の内に産み落とされた卵も
一年で最も寒い時期に産まれた卵、
十分ご利益があります。

店頭で卵を選ぶ際は、
より自然に近い
養鶏農家さんのものを
選ぶと良いですね。

文 / Kyoko O.

スタイリング・写真 / Aiko F.