「土用の丑にはこれしかない」

「土用の丑にはこれしかない」

 

7/23 – 8/6     大暑(たいしょ)

7/23 – 7/27   34候「桐始結花」
(きりはじめてはなをむすぶ)

7/23から8/5までは,

二十四節気の「大暑(たいしょ)」。

この頃、夏は盛りを迎え、

暑さの厳しい日が続きます。

そして、七十二候では,

7/23から7/27までが第34候「桐始結花」。

「きりはじめてはなをむすぶ」と読み、

初夏に薄紫の花を咲かせた桐が、

盛夏に実を結ぶことを表します。

桐は古くから神聖な木とされ

家紋や紋章などに

多く取り入れられていたり、

桐箪笥などの高級家具や、

暮らしの道具にも重宝され

日本人にとって馴染みのある木といえますね。

 さて7/25は夏の土用丑の日です。

この暑い夏を乗り切るために、

タンパク質やビタミンA,Dが豊富で

夏の土用の代名詞であるうなぎ。

本来はこの日に、

「う」のつくものを食べると良い

と言われていたそうで、

「うどん」でも「うに」でも良いのでしょうが、

やっぱりここは「うなぎ」ですよね。

鰻屋さんの前を通ると

香ばしいタレの香りに、

暑さで失せていた食欲も湧くでしょう。

ちなみに今年の土用の丑の日は2回あり、

725日(一の丑)と86日(二の丑)です。

 

/ Kyoko O.

スタイリング・写真 / Aiko F.