「半夏生に伝わる食の風習」
6/21 – 7/6 夏至(げし)
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7/2 – 7/6 第30候「半夏生」
(はんげしょうず)
「夏至」の末候、7/2から7/6までは
七十二候の第30候「半夏生」。
「はんげしょうず」と読み
半夏(カラスビシャク)が生え始めるころを
表します。農家では、
田植えを終える目安とされました。
農家にとっては
束の間の休息をとれる時期です。
この半夏生に
関西ではタコを食べる風習があります。
その由来は、
稲がタコのように八方(八本足)に
しっかり根づくように願って。
あるいは
タコの足にあるたくさんの吸盤のように
稲穂もたくさん実るように願って、
といった説があるようです。
また、タコには疲労回復効果のある成分が
含まれていて、疲れた体を復活させるにも
よかったんですね。
他にもこの時期、福井県では鯖、
香川県ではうどんを食べるのだとか。
それぞれの土地にそれぞれの食の
風習があるんですね。