「蚕が紡ぐおくりもの」
5/21 – 6/4 小満(しょうまん)
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5/21 – 5/25 第22候「蚕起食桑」
(かいこおきてくわをはむ)
5/21から6/4までは
二十四節気の「小満(しょうまん)」。
輝く陽の光の下で、あらゆるいのちが
満ちていくことを表します。
草木は青々と生い茂り、花が咲き、
あらゆる生物たちが活き活きと
成長する時季です。
そして、七十二候では、
5/21から5/25までが
第22候「蚕起食桑」。
「かいこおきてくわをはむ」と読み、
蚕が桑の葉をたくさん食べ、
育つころを表します。
蚕がつむいだ繭から、
美しい絹糸が生まれます。
ちょうどウェディングシーズンを迎える
この時期。
蚕が生み出してくれた
絹を使って作られた
一生ものの袱紗(ふくさ)を自分に、
または大事な人に
贈るのはいかがでしょう。
ご祝儀袋を袱紗に包むことには、
きれいに保つことと、
「気」をそのままに保つ
という意味もあるそうです。
想いも一緒に包んでお渡しするという
日本人らしい細やかな美意識が感じられる
作法・習慣です。