「新たな始まり・節目の時季」
3/20 – 4/3 春分(しゅんぶん)
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3/20 – 3/24 第10候「雀始巣」
(すずめはじめてすくう)
今日から4/3までは二十四節気の
「春分(しゅんぶん)」。
太陽が真東から昇り真西に沈み、
昼と夜がほぼ同じ長さになる春分は、
ヨーロッパなどでは春の始まりとされ、
二十四節気でも大きな節目の一つです。
そして、七十二候では、
3/24までが第10候「雀始巣」。
「すずめはじめてすくう」と読み、
雀が巣を作り始めるころを表します。
昼の時間が少しずつ長くなり、
多くの鳥たちが繁殖期を迎えます。
人々にとっても新しいことが始まる、
または新しいことを始める、
大切な節目の時季です。
春分の日を中日として7日間が
春のお彼岸です。お彼岸にはぼたもち。
ご存じの方も多いかもしれませんが、
ぼたもちとおはぎは同じものです。
小豆の粒を牡丹の花、萩の花に見立てて、
牡丹の時期である春は「牡丹餅(ぼたもち)」、
萩の時期である秋は「御萩(おはぎ)」
といいます。お墓へお参りし、
ご先祖様を思いぼたもちを食べる。
春の大切な伝統行事です。