「豊作を願う春の伝統行事」

「豊作を願う春の伝統行事」

3/5 – 3/19   啓蟄(けいちつ)

3/15 -3/19     第9候「菜虫化蝶」

(なむしちょうとなる)

 

七十二候では、3/15から3/19までが

第9候「菜虫化蝶」。

「なむしちょうとなる」と読み、

冬を過ごしたさなぎが羽化し、

美しい蝶に生まれ変わるころを表します。

「菜虫」は菜っ葉を食べる青虫のこと。

黄色い菜の花が野を彩り、

蝶がはばたく光景は、

まさに春本番の知らせです。

3/16は「十六団子の日」。

田の神さまが農作物を守るために

山から里におりてくる日と言われ、

16個のおだんごをお供えする

慣わしがあります。

収穫が終わる秋には神さまは

また山に帰ることから、

11/16(または10/16)も同じように

16個のおだんごをお供えします。

今年の豊作を願って、16日には

おだんごを食べてみませんか?

春の大切な伝統行事の一つです。