「旬の食材で、整える」

7/23 – 8/6     大暑(たいしょ)

–

8/2 – 8/6　第36候 「大雨時行」

（たいうときどきにふる）

 

　「大暑」の末候、

8/2から8/6までは

七十二候の第36候「大雨時行」。

「たいうときどきにふる」と読み、

この時期は台風や集中豪雨による大雨、

もくもくと立ち上がった

入道雲のあとには

夕立がふることも多くなります。

　さて夕立というと、

てっきり夕方に雨が降るから

夕立というとばかり思っていましたが、

本来は、

急な雷雨や激しい雨を意味する

「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」

という言葉が転じて

「ゆふだち」になったということです。

夕立の後は過ごしやすくなりますが、

この時期の急な天気の変化には

気をつけたいです。

　そろそろ夏の疲れが

出てくるころではないでしょうか。

そんな時は、

旬の野菜の代表格でもある

苦瓜（ゴーヤ）がおすすめです。

ゴーヤは野菜の中でも珍しく

加熱に強いビタミンCが

たっぷり含まれているので、

内側からの紫外線対策、

シミ予防に最適です。

ちなみに、

ゴーヤは体を冷やす作用も併せ持つので、

加熱調理が良いでしょう。

旬のものをいただくということは、

理にかなっているんですね。

文 / Kyoko O.

スタイリング・写真 / Aiko F.