「新緑を迎える季節」
5/5 – 5/20 立夏(りっか)
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5/5 – 5/9 第19候「蛙始鳴」
(かわずはじめてなく)
5/5から5/20までは
二十四節気の「立夏(りっか)」。
文字通り、夏のはじまりを表します。
さわやかな風が吹く深緑の季節を迎え、
動植物の活き活きと育つ様子が
感じられる時季です。
そして七十二候では5/5から5/9までが
第19候「蛙始鳴」。
「かわずはじめてなく」と読み、
蛙が鳴き始めるころを表します。
オスの蛙がメスを恋しがって
鳴いている声とも言われ、
蛙たちにとっては恋の季節
なのかもしれません。
今日、5/5の端午の節句に食べるもの
といえば、柏餅。
柏の葉は新芽が出るまでは
古い葉が落ちないことから、
「子孫繁栄(家系が絶えない)」の
縁起物とされ、
その柏の葉を使った柏餅を
子どもの健やかな成長を祈願する
端午の節句に食べるようになった
といいます。
江戸時代に始まったとされる
日本ならではのならわしです。