二十四節気七十二候
(にじゅうしせっきしちじゅうにこう)
季節の移ろいをこまやかに取り入れた、
旧暦のことです。
古代中国から伝わった太陽暦と太陰暦を
組み合わせた太陰太陽暦で、
日本の気候風土に合わせて変えられ、
明治5年までの長い間使われていました。
二十四節気(にじゅうしせっき)は
一年を二十四に分け、立春を始めとして
春分、立夏や夏至、立秋、秋分、立冬、
冬至など、半月毎の気候の変化に
合わせて名称がつけられた、
季節の節目のこと。
現在でも、時候の挨拶や年中行事などに
よく使われています。
七十二候(しちじゅうにこう)は、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや鳥や虫、花・草木まで、
動植物のこまやかな変化を
短い言葉で表した暦のことです。
2017年二十四節気七十二候カレンダー
立春(りっしゅん)
2/4 東風解凍 (はるかぜこおりをとく)
2/8 黄鴬睍睆 (うぐいすなく)
2/13 魚上氷 (うおこおりをいずる)
雨水(うすい)
2/18 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)
2/23 霞始靆 (かすみはじめてたなびく)
2/28 草木萌動 (そうもくめばえいずる)
啓蟄(けいちつ)
3/5 蟄虫啓戸 (すごもりむしとをひらく)
3/10 桃始笑 (ももはじめてさく)
3/15 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)
春分(しゅんぶん)
3/20 雀始巣 (すずめはじめてすくう)
3/25 桜始開 (さくらはじめてひらく)
3/30 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)
清明(せいめい)
4/4 玄鳥至 (つばめきたる)
4/10 鴻雁北 (こうがんかえる)
4/15 虹始見 (にじはじめてあらわる)
穀雨(こくう)
4/20 葭始生 (あしはじめてしょうず)
4/25 霜止出苗 (しもやみてなえいずる)
4/30 牡丹華 (ぼたんはなさく)
立夏(りっか)
5/5 蛙始鳴 (かわずはじめてなく)
5/10 蚯蚓出 (みみずいずる)
5/16 竹笋生 (たけのこしょうず)
小満(しょうまん)
5/21 蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)
5/26 紅花栄 (べにばなさかう)
5/31 麦秋至 (むぎのときいたる)
芒種(ぼうしゅ)
6/5 蟷螂生 (かまきりしょうず)
6/11 腐草為螢 (くされたるくさほたるとなる)
6/16 梅子黄 (うめのみきばむ)
夏至(げし)
6/21 乃東枯 (なつかれくさかるる)
6/26 菖蒲華 (あやめはなさく)
7/2 半夏生 (はんげしょうず)
小暑(しょうしょ)
7/7 温風至 (あつかぜいたる)
7/12 蓮始開 (はすはじめてひらく)
7/17 鷹乃学習 (たかすなわちがくしゅうす)
大暑(たいしょ)
7/23 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)
7/28 土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし)
8/2 大雨時行 (たいうときどきふる)
立秋(りっしゅう)
8/7 涼風至 (すずかぜいたる)
8/12 寒蝉鳴 (ひぐらしなく)
8/18 蒙霧升降 (ふかききりまとう)
処暑(しょしょ)
8/23 綿柎開 (わたのはなしべひらく)
8/28 天地始粛 (てんちはじめてさむし)
9/2 禾乃登 (こくものすなわちみのる)
白露(はくろ)
9/7 草露白 (くさのつゆしろし)
9/12 鶺鴒鳴 (せきれいなく)
9/18 玄鳥去 (つばめさる)
秋分(しゅうぶん)
9/23 雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)
9/28 蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)
10/3 水始涸 (みずはじめてかるる)
寒露(かんろ)
10/8 鴻雁来 (こうがんきたる)
10/13 菊花開 (きくのはなひらく)
10/18 蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
霜降(そうこう)
10/23 霜始降花 (しもはじめてふる)
10/28 霎時施 (こさめときどきふる)
11/2 楓蔦黄 (もみじつたきばむ)
立冬(りっとう)
11/7 山茶始開 (つばきはじめてひらく)
11/12 地始凍 (ちはじめてこおる)
11/17 金盞香 (きんせんかさく)
小雪(しょうせつ)
11/22 虹蔵不見 (にじかくれてみえず)
11/27 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)
12/2 橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)
大雪(たいせつ)
12/7 閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる)
12/12 熊蟄穴 (くまあなにこもる)
12/17 鱖魚群 (さけのうおむらがる)
冬至(とうじ)
12/22 乃東生 (なつかれくさしょうず)
12/26 麋角解 (さわしかのつのおつる)
12/31 雪下出麦 (ゆきわたりてむぎのびる)
小寒(しょうかん)
1/5 芹乃栄 (せりすなわちさかう)
1/10 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)
1/15 雉始雊 (きじはじめてなく)